8月23日~25日にかけて「官邸前抗議行動」「第59回日本母親大会」に行ってきました。
13:10浅草駅到着、最初に目に飛び込んできたのはスカイツリー、何とも異様な物体に私の目には映りました。(ホテルの窓から否応なしの3日間の景色です)
夜の官邸前行動まで水上バスに乗ったり、「浜離宮恩賜庭園」見学予定でしたが、雨がポツリポツリと・・・、次第に凄まじい勢い雨と頭のすぐ上で稲妻と雷鳴、見学どころではなくなりました。
官邸前行動も危ぶまれていましたが、何とか参加することができました。
集会やデモには度々参加していますが、「イデオロギーを超えて・・・」と行動の説明があり、組織や団体の行動ではなく、自発的に集まって来る集会への参加は初めてです。
北海道から九州・沖縄から「原発いらない!」「子供を守ろう!」「原発売るな!」「全ての原発即時停止!」「廃炉!廃炉!」「子供を守ろう!未来を守ろう!」その熱気に圧倒されました。
福島からの参加者は「子供がの甲状腺癌について」、四国からの参加者は「活断層や地殻変動について」等など、切々と深刻な現状や原発の危険性を訴えられていました。
翌日、雨のお陰もあるかも(?)ですが、東京でも早朝の空気は美味しかったです。
1955年(私が生まれた年です)、「世界の母親・女性が手をつなぎ、核戦争から子供を守りましょう」と世界母親大会に集い誓い合った日から、日本の母親・女性は、戦争放棄の日本国憲法に思いを重ね、民主主義を学び広げ、途切れることなく大会を開いて59回目、千葉・幕張メッセで開かれた大会には、全国から7,500人が集いました。
今大会では、「いまこそ日本国憲法を国民生活の隅々に」と、若い世代とともに、地域・職場に根をはって、「だれもが人間らしく生きられる核兵器のない21世紀」の実現めざして行動するために学び、交流しました。
最終日、虎ノ門ニッショーホールで開かれた分科会「人権としての社会保障の実現を」に参加しました。
生活保護は憲法25条の生存権保障を具体化した制度であること。
3人に1人は非正規労働者、年金だけでは生活できない高齢者が急増していること。
生活保護基準の引き下げは、労働者の最低賃金、地方税(住民税)の非課税基準、就学援助の給付対象基準、生活福祉資金の貸付基準、介護保険の保険料・利用料や障害者自立支援の利用料の減額基準などに連動していること。貧困と格差拡大の要因について話し合いました。
最後に、新神戸駅で買った「アオギリにたくして」を神戸に着く前に読み終えたε-(´・`) フー