忙しい仕事も一段落をして、年度末でまだ仕事は山積みなんだけど、外の空気に触れて心機一転
今回見てきた「経が岬灯台」は「経が岬」にあって「山陰海岸ジオパーク」の認定を受けた一番東の端っこです。
前日は雨だったけど、当日の朝は良く晴れていて「絶好の行楽日和やん」と友人を乗せて走り出した途端・・・「青空なのにぃ・・・雨?雪??吹雪じゃ~ん」、友人曰く「私、雨女なんよねぇ」って、「そう言えば、鳥取砂丘へ行った時も雨やったなぁ」と記憶が蘇った

そんなこんなだけど、気を取り直して目的地へ出発進行
目的地までは150㌔足らず2時間30分で到着の予定、ひたすら北へ向かってゴーゴー
お昼前には目的地に到着して、灯台を見学したら「伊根の舟屋」の方へ向かって、途中で美味しい新鮮なお魚を食べて、伊根の町を散策しよう。
そんな話をしながら車窓の風景を半分楽しみに、半分不安に・・・「だって見る見る前方の山が真っ白になっていくんだもんねぇ」(前日に普通タイヤに履き替えてたし
案の定、最後の峠越えは辺り一面雪景色だったけど、道路は大丈夫でした。
でもね、帰り道で分かったんですけど、「凍結注意」の電光表示が点滅していて「どうすんだよぉ」って思ったんですが、路肩やセンターラインから水が噴射されていました。
初めて見る光景で暗闇の中だったし「えっなに」みたいな、それも相当長い距離でした。
「噴射口の角度が上過ぎませんか?まるで洗車機の中状態やん」なんて箇所もあったりで笑っちゃいました。

IMG_1226さてさて、目的地付近に到着です。
付近?・・・そうです。
「経が岬灯台」ではナビに登録ができなくて、当然ここ(道の駅てんきてんき丹後)へ来るまでは迷い道、回り道でした。
「兎に角トイレ休憩も兼ねてお土産でも買っておくか。」ってことになって入店。
買い物をほぼ終えた頃、「海鮮丼のお客様ぁ~」と店員さんの声がして、二人顔を見合わせて「お昼も過ぎてるし、ここで食べてくかぁ」ってことで、海鮮丼と刺身定食を注文。美味しかったですぅ一つ注文を付けるとすれば「刺身の枚数を増やしてくれぃ」二人とも同意見でした。
腹ごしらえも済んで、店員さんに灯台までの道のりを尋ねて再出発
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表に案内パネルがあったので確認ついでパチリ。
見ていると行きたいところがイッパイ、でも灯台だけで終わってしまいそうでした
何れにせよ、灯台灯台道の駅からは20分くらいだそうでしたが、車の通りも少なかったので、ゆっくりと走らせながら、私は運転席から横目でチラリチラリと日本海の絶景を眺めつつ目的地に到着。

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駐車場からは頭の部分が微かに見えるだけで、そこから400㍍は徒歩。
彼女は足が悪いので車でお留守番、申し訳なく思ったけど、半分は急な階段と上り坂、半分は下りで道はぬかるんでいて何度も滑りかけたし、彼女には無理だったかもしれない。
室戸岬灯台は頭の部分だけでチョットがっかりしたんだけど、ここも頭の部分だけではあるけど、白亜の大きな建物の上から大きなレンズが目をむいていた。
400㍍の起伏がそう思わせたのかもしれないが、白亜の灯台には感動した。

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帰り道は少し車を止めて写真を撮ってみた。
日本海の荒々しい波と音、私のヘボ写真では写しきれないです。
兎に角、寒かったの何のって、お天気も良いし暖かくなるだろうなんて勝手な思い込みで軽装だったしね。

もうすっかり暗くなっていた帰り道に衝撃的な瞬間を目の当たりにしました。
例の電光板が点滅していた少し先、上り坂が下りに差し掛かった頃だったかなぁ。
交差点手前で信号が赤から青に変わって「おぅタイミング良いねぇ」なんて言ってたやさき、反対車線の対向車が急にフワッと宙に浮いたように見えた。
「えっ今の何まさかこっちへ来るの
ほんの一瞬の出来事でしたが、その車は標識のポールに激突して地面に落ちるまで、目が車に釘付けになって離せなかった。
その車のすぐ後ろを走っていた後続車2台が現場に止まったのを見て、私も車を左に寄せて止まった。
必要があればと思うのと同時に、なぜ舞い上がったのかと辺りを見回したけれど、暗くてよく分からなかった。
そうこうしている内に、「大丈夫・・・」最後まで聞き取れなかったけど、事故車から人が降りてくる様子が窺えたのでその場を後にしました。
そのすぐ後くらいかな、路肩からの散水を見たのは、寒い時期だから窓開けて走らないけど、窓開いてたらびしょ濡れの半端じゃない水量です。
スリップしそうで、ゆっくり峠を越えて戻ってきました。